環境 Environment

環境を守るための
アクサグループの取り組み

アクサグループは、2017年12月に開催された気候変動サミット「One Planet Summit」で石炭関連ビジネスへの投資を大幅に削減するとともに、再生可能エネルギーに投資を振り向ける計画を発表しました。アクサグループCEO トーマス・ブベルは、「このまま放置した場合に想定される平均気温が4度も上昇する世界では、保険の提供は不可能になる。世界規模の保険会社や投資家の役割が鍵を握る」と述べています。アクサグループは、気候変動対策における主導的地位を維持するため、2019年11月に国連の持続可能な保険原則(UN PSI)との連携により開催されたAXA Climate Impact Dayにおいて公表した新たな気候戦略のターゲットにコミットしています。

アクサの気候変動対策へのコミットメント

アクサの気候変動対策へのコミットメント 2023年までのグリーン投資 260億ユーロ(2019年11月時点では240億ユーロ)2050年までのアクサの投資の地球温暖化係数 1.5°C以下 2040年までの石灰への投資と保険引受 0%アクサの気候変動対策へのコミットメント 2023年までのグリーン投資 260億ユーロ(2019年11月時点では240億ユーロ)2050年までのアクサの投資の地球温暖化係数 1.5°C以下 2040年までの石灰への投資と保険引受 0%

環境を守るための日本における
アクサの取り組み

カーボンニュートラルの実現を目指す取り組み

アクサ・ホールディングス・ジャパンは、カーボンニュートラルを実現するための「気候リーダーシップ」を経営戦略である「#ONE AXA 2023-お客さまと共に」に組み込み、傘下のアクサ生命、アクサダイレクト、アクサダイレクト生命の保険3社のアクションプランを策定しました。2019年のCO2排出量11,278トンに対し、2022年は16.5%(1,860トン)の削減を目指します。

これまでの削減実績と数値目標

二酸化炭素排出量を11,278トン(2019)から9,418トン(2022年) 1,860トン(-16.5%)の削減
  • 2019年の排出量は、デロイト トーマツ サステナビリティ株式会社の温室効果ガス(GHG)排出量・削減量検証により算出
  • 2019年から2021年にかけては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、在宅勤務やオンライン会議、オンラインセミナーの急速な普及などによって、二酸化炭素排出量削減が加速
  • 2023‐2025年の間で、451トンの追加削減を計画

2022年のアクションプランと数値目標

Action plan 1

再生可能エネルギーへの切り替え

2022年6月1日より、
東京本社オフィスの総電力使用量の
約50%に相当する、
照明および電源エネルギーを
すべて再生可能エネルギーに切り替え

Action plan 2

出張の削減

オンライン会議活用による出張の削減

Action plan 3

効率的な
電子機器の利用

在庫数の最適化による
タブレット数の削減など

Action plan 4

社用車のハイブリッド車両(HV)
への切り替え

順次切り替えを行うとともに、
エコ運転を社内啓発

Action plan 5

ペーパーレスプログラム
の実行

デジタル化による紙の削減、
書類の電子化

日本におけるグリーン投資

環境負荷を軽減するグリーンボンドや不動産への投資を加速

2023年までにグリーン投資を260億ユーロまで増加させるというグループの方針に沿って、アクサ生命においてもグリーン投資を進めています。投資対象は、グリーンボンド、環境に配慮した不動産、インフラストラクチャーや社会的課題の解決につながるビジネスを展開する企業を投資対象とするインパクトファンドなどで、幅広い資産に分散投資を行っています。

グリーン・インシュアランス・プロダクト

保険会社として、環境に配慮した保険商品(グリーン・インシュアランス・プロダクト)によるグリーンビジネスを推進しています。アクサでは、今後日本で普及が見込まれる、EV(電気自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド自動車)に対して、「EV割引」「EV充電設備補償特約」を導入し、電気自動車の普及を促進することで環境負荷低減に貢献しています。

「アクサ気候アカデミー」

気候変動や生物多様性に関する従業員のリテラシーを向上

アクサ生命、アクサダイレクト、アクサダイレクト生命は、気候変動に関するアクサグループのeラーニングプログラム「アクサ気候アカデミー」を従業員に受講させることで気候変動の基礎知識と生物やビジネスに与える影響の理解を促進し、気候戦略の遂行を加速。また本プログラムを、将来的には地域社会のステークホルダーの皆さまにも活用いただくことを検討しています。

Chapter 1

気候変動の基礎知識

Chapter 2

アクサのお客さまへの影響、
業界や投資はどうなるか?

Chapter 3

気候に優しい行動とは?

Guide

チームで何ができるかを
考えるための参考情報

“AXA Week for Good”

気候変動対策、生物多様性の保全に向け従業員の行動を促す取り組み

AXA Week for Good は年に1度開催しているアクサグループのグローバルイベントです。アクサのパーパスのもと、地域社会や地球がより良い未来に向けて進化し続けるために私たちが個人やチーム、会社としてできることを、広い視野で考え、行動するきっかけとすることを目的としています。 2022年6月20日(月)〜6月24日(金)までの1週間、全世界のグループ企業の従業員が参加し、気候変動対策や生物多様性の保全の重要性に対する理解を深め、フィールドワークを通じて地域の課題を自分事として捉え、解決に向けた行動を促すイベントを開催しました。