社会 Social

ソーシャル・インクルージョン
‐あたりまえに混ざる社会づくり

すべての人が尊重され、活躍できる「あたりまえに混ざる社会」を目指した取り組みを行っています。多様なお客さまの多様なニーズに柔軟かつ機敏にお応えするために、さまざまな価値観を持った従業員を採用し、全社でダイバーシティを推進するとともに、インクルーシブな職場づくりに努めています。さらに、インクルーシブな地域社会の構築を目指して、社会啓発にも注力しています。

LGBTQ+

「アクサ・プライド・ジャパン」というLGBTQ+当事者とアライ(理解者)の従業員によるネットワークを設け、さまざまなSOGI(性的指向/性自認/性表現)の従業員が自分らしく働き、生活できる事を目指しています。
当ネットワークは2017年にアクサ生命で発足。少しずつグループ会社へ賛同の輪を広げていくとともに、当事者個々人の状況(カミングアウトの有無等)を尊重し、ネットワークに参加していないLGBTQ+当事者のためにもなるような活動をしています。

具体的には、LGBTQ+への理解と賛同を表明するステッカーの社内配布やゲストスピーカーを招いた勉強会の実施、東京レインボープライドへの参加等を通し、社内外への理解を広めています。
ネットワークに参加している当事者の声をもとに、同性カップルでも男女の結婚時と同等の婚姻休暇や慶弔金が支給されるように社内制度を見直したり、コンサルティングツールの性別表記の見直しを検討したりと、目に見える改善も実現しています。

障害者雇用

障害者雇用の考え方は、「チャリティーではなく、チャンス」。障害者雇用を未来に向けた重要な戦略と位置づけ、一人ひとりの能力の最大化を図っています。
<障害者雇用・就業状況の特徴>
・地方の営業店舗を含めた全社的な取り組み
・多様な障害、すべての仕事が対象
・障害者と障害者以外の従業員が共に助け合って働く
・「あたりまえに混ざる」企業文化を醸成し、社会感度を高めイノベーションの源泉にする

ブラインドサッカー

2006年からブラインドサッカーの支援を行っており、大会などへの従業員ボランティアの派遣のほか、選手の雇用やブラインドサッカーの普及・認知向上活動に協力しています。2013年からは日本選手権を「アクサブレイブカップ」としてサポートし、糖尿病の早期発見につながる弱視のリスク啓発活動にも力を入れています。また、2017年から「アクサ地域リーダープログラム with ブラサカ」をスタートし、ブラインドサッカーのクラブチームが独自にクラブ運営できるマネジメント力を身につけ、全国にブラインドサッカーチームの裾野を継続的に広げていくための取り組みも支援しています。

女性活躍推進

性別に関わらず多様な人材が最大限に能力を発揮し、活躍できる環境づくりに取り組んでいます。これまでに、従業員が主体的に企画・運営し、役員がスポンサーを務める「インクルージョンカンファレンス」の定期開催をはじめ、育児休業制度に関する就業規則の改定、ネットワーキングを通じて女性活躍の可能性を高めることを目的とした自主組織「We×AXA」の活動をサポートするなど、女性の活躍支援・推進に関する自主的・積極的な取り組みの促進を継続的に行っています。また、女性リーダーを育成するためのメンタリングプログラムやスポンサーシッププログラムの提供、内閣府が支援する「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言に賛同するなど、女性が長くキャリアを発揮できる環境づくりのための意識改革の輪を社内外に広げていくことを目指しています。


ウェルビーイング
‐健康で幸せな社会づくり

アクサ・ジャパンは健康で幸せな社会づくりを目指して、多様なステークホルダーと連携してウェルビーイングの向上に資する取り組みを行っています。

お客さまに向けて

健康経営アクサ式

「健康経営宣言」支援事業所数 13,727事務所(2017-2021年3月3日現在累計) 東京都職域健康促進サポート事業への協力 6,000事業所超「健康経営宣言」支援事業所数 13,727事務所(2017-2021年3月3日現在累計) 東京都職域健康促進サポート事業への協力 6,000事業所超

アクサ生命は、「健康経営アドバイザー」認定を受けた従業員による、企業の「健康経営」の導入・実践、「健康経営優良法人認定」のサポートなどを行っています。また、実践にあたって、「健康経営サポートパッケージ」による産業医選任などのソリューションの提供も行っています。

  • 「 健康経営」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

従業員に向けて

健康経営優良法人ホワイト500

2023 健康経営優良法人 ホワイト5002023 健康経営優良法人 ホワイト500

アクサ生命は2015年4月に「健康宣言」を行い、健康経営を経営戦略に組み込んで、従業員自らが心身ともに健康で健全に働ける職場づくりに取り組んでいます。
取り組みの評価により健康経営優良法人・大規模法人部門(ホワイト500)に2017年から7年連続で認定されました。

スマートワーキング

アクサはグループとして、新しい働き方「スマートワーキング」を導入しました。「スマートワーキング」とは、業務の特性やニーズに合わせて、従業員が在宅勤務とオフィス勤務を使い分け、それぞれの働き方の利点を最大限に活かす働き方です。従業員は仕事の効率と自身のウェルビーイングの両立を考え、勤務場所を適切に選択し、チームスピリットを大切にしながら協業することで、より良いワーク・ライフ・バランスを実現し、同時に高い成果をあげていくことを目指します。


レジリエント・ソサエティ
‐強靭でしなやかな社会づくり

2011年の東日本大震災後、お客さまをお守りするための事業継続を確かなものとするため、事業継続計画(BCP)を見直し、危機に強いしなやかな経営体制を築いてまいりました。過去の災害や危機から学び、リスクを理解し、地域社会の強靭化と持続的発展に資する取り組みを推進することは、保険会社の重要な使命であり、未来への投資であると考えています。

復興支援 寄付キャンペーン「みらいをつくろう」

6億6,850万円以上 2011年からの東日本大震災への支援総額 ※2022年3月時点6億6,850万円以上 2011年からの東日本大震災への支援総額 ※2022年3月時点

東日本大震災の被災地を支援するために、2011年から継続して寄付キャンペーンを実施し、日本ユネスコ協会連盟を通じて被災地のみらいを担う子どもたちの就学支援などを行っています。

自然災害の被災地域への支援

アクサ生命は、災害救助法が適用された地域に対して、「被災地域のご契約者さまに対する保険金・給付金支払に関する特別取扱」、「被災地サポートのための社内ボランティアスタッフ派遣」、「アクサ・ジャパンからの義援金」、および「従業員からの寄付に会社がマッチングファンドを拠出する募金活動」を行っています。災害で被災された地域へは見舞金の寄贈や支援物資の搬送を行っています。

アクサ ユネスコ協会減災教育プログラム

43都道府県190校 減災教育プログラムに参加した小・中・高等学校 ※2021年時点43都道府県190校 減災教育プログラムに参加した小・中・高等学校 ※2021年時点

復興支援 寄付キャンペーン「みらいをつくろう」の寄付金の一部を、「アクサ ユネスコ協会減災教育プログラム」に拠出しています。減災教育に取り組む教員を全国から気仙沼市に集め、実地研修会を通じて減災に関するさまざまな知見をお伝えし、各学校の活動を助成することで、東日本大震災から得た教訓を全国に伝え、次代を担う子どもたちの命を守る授業に取り入れ、伝承していく取り組みをサポートしています。

「アクサレディスゴルフトーナメントin MIYAZAKI」

2013年から「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」に特別協賛しています。鳥インフルエンザ、口蹄疫、新燃岳の噴火被害に見舞われた宮崎経済の復興支援、東日本大震災の復興支援を目的とした大会で、「みらいをつくろう」のコンセプトのもと、子どもたちの明るいみらいづくりを応援するさまざまな関連イベントも実施しています。本大会から東日本大震災で被災した宮城県、岩手県、福島県の子どもたちの就学支援のために、これまでに約8,718万円が寄贈されました。