アクサジャパン
お客さまの喜びの声が最大のやりがい
IT部門で保険契約成立後の契約の変更手続きに関するDX推進を担当しています。具体的には、ご契約者さま向けウェブサイトMy AXAなどのデジタルサービスを開発・運用しています。直近では、My AXAに、会話型のやりとりで契約の変更手続きができるチャットボット機能を導入しました。
チーム内の私のポジションは、ビジネス要望をヒアリングして、デジタル技術を活用したソリューションの提案から導入支援までを行うスクワッドアナリストです。プロダクトオーナーが率いる開発プロジェクトがスタートすると、まずは私が、保全担当のビジネス側からのヒアリングをもとに、開発の要件をまとめます。そして、アーキテクチャーが設計した構造をもとに、ディベロッパーがコーディングを実施。テスターが品質を担保した上でプロダクトをリリースするまでが一連の流れです。専門的な役割を担うチームメンバーで、コミュニケーションをとりながら開発を進めています。
アクサは、お客さまのニーズに柔軟に対応するためにアジャイル開発を採用しています。開発単位もMVP（Minimum Viable Product）に絞り、スピード感を持った開発プロセスを心掛けています。
もっともやりがいを感じるのは、リリース後に、お客さまから「便利になった」「手続きが簡単になった」などのポジティブなフィードバックをいただけるとき。私たちのチームは、利用されて初めてプロダクトに価値が生まれると考えているからです。プロダクトの価値を最大化して提供するのが、私たちのゴールです。
互いの成長を促すKnowledge Transferのカルチャー
アクサに転職したのは、チャレンジを恐れない社風に惹かれたからです。また、最新のテクノロジーを使った開発に携われることも魅力でした。実際に私たちのチームは、日々、みんなでアイデアを出し合い、「まずはやってみよう」というスタイル。チャレンジの結果、うまくいかなくても、チームのレベルアップにつながる検証ができたと考えるため、それは失敗ではありません。そうしたチャレンジを尊重し、ポジティブなマインドセットで成長を続ける今の環境は私にとても合っていて、楽しく働けています。
入社前は、初めて外資系企業で働くことや、経験のないアジャイル開発に対する不安もありました。ただ、アクサグループにはKT（Knowledge Transfer）の文化が根付いていて、わからない用語や手法は、その分野に詳しい人が手厚く教えてくれます。前職ではシステム企画としてプログラミング以前の上流工程を担っていたこともあり、入社当初は、ビジネス要件をふまえたアプリ画面のデザインを担当しました。プロジェクト中の周りのメンバーからのKTを通じて自分のテクニカル領域を強化し、今ではバックエンド側のAPIのデザインを任せてもらえるまで力がつきました。中途採用社員も多く、お互いにサポートし合う環境が整っていると感じます。
また、外部研修への参加もサポートしてもらえるため、積極的に活用しています。最新のITトレンドを継続的に学びながらチャレンジする中で、アイデアを具現化する「実行力」も身に付いたと実感しています。
相互扶助の精神や思いやりが溢れる強いチーム
アクサに入社後、2度の産休・育休を経験し、2人目の育休から復帰してからはフルタイムで働いています。今は基本的に週に3日はリモートワークです。アクサでは、オフィス勤務と在宅勤務を組み合わせることができる「スマートワーキング」と、コアタイムなしの「スーパーフレックス」を導入しています。ありがたいのは、子どもの看護休暇やファミリーケア休暇などの制度が充実していること。子どもの体調によって終日お休みしたり、通院の時間は午後からの出勤に切り替えたりと、柔軟に活用しています。こうした制度があるからこそ、自分でタイムマネジメントをしながら責任をまっとうできます。もちろん、時短勤務など、ライフステージに応じた働き方も選べます。希望を考慮してプロジェクトにアサインしてもらえますし、上司との定期的な1on1など、無理なく働けているか話せる場もあるため、キャリアもプライベートも両方を大切にできる環境だと思います。
自分が担当するプロダクトの夜間のリリースに立ち会えないなど、子育て中ゆえのもどかしさを感じることもありますが、お子さんが大きくなったメンバーが担当してくれるなど、周りが率先してサポートしてくれます。KTのカルチャーも含めて、そうした相互扶助の精神や思いやりが溢れる会社です。
今後は、さまざまなプロジェクトをリードする経験を積み、社内全体のDXを加速していきたいです。また、子育て中の今はサポートを受ける側ですが、子育てだけではなく介護などの私生活のさまざまな事情のあるメンバーに、その恩恵を還元していきたいです。アクサでは、家庭の事情でキャリアを諦めないための制度は整っているので、どんな状況にあっても活躍できる可能性がある会社です。