地域貢献ができる地元で就職し成長したい
学生の頃に理想の社会人像をイメージしたとき、「ヒト」と関わるなかで不安を安心に変える仕事につきたいと思い描いていました。同じ時期に、事故の被害に遭い、事故対応をしてくれた保険会社の方が、不安でいっぱいの私を親身なサポートで安心させてくれました。この時、理想の職業と損害保険の仕事がリンクしたのです。
私は生まれも育ちも福井県で、幼少の頃から剣道に打ち込んできました。指導していただいた先生から、「社会貢献と地元貢献ができる大人になりなさい」と言われていたこともあり、将来は地元で就職し剣道教室で子どもたちの育成に関わりたいと考えていました。
損害保険会社と地元という点から、福井県に拠点がある当社の会社説明会に参加。ここで出会った社員のみなさんは、損害保険のプロフェッショナルとして誠実に仕事に取り組んでおり、こんな人たちと一緒に仕事がしたいと強く思いました。そしてチャレンジ精神を大切にするアクサで自分自身の高みを目指したい、この会社で成長したいと思い、入社を決めました。
お客さまの不安な気持ちに寄り添い、支える
私が担当している業務は、当社でご契約いただいているお客さま側に大きく責任が発生する事故の対応および、被害に遭われたお相手の方との示談交渉などを行っています。大切にしているのは、不幸にも事故に関わることになられた方に1日でも早く日常の安心できる日々を取り戻していただくことであり、そのために事故に関わる賠償や補償を迅速・適正・公平そして丁寧に調査し、決定することです。
事故に関わることは、お客さまにとって一生のうちに何度もあることではありません。私も経験がありますが、事故の当事者は不安で押しつぶされそうになるものです。そんな当事者になられたお客さまに対して、損害サービスの担当者として不安な気持ちを受け止め、カスタマーファーストの精神でお客さまに寄り添い、誠実に対応することを心がけています。
そして事故対応を終えた後も、お客さまへのサポートでさらに改善すべきところはないか、より良い解決プロセスを模索するなど、反省と改善を繰り返し、常にブラッシュアップし続けることも大切だと思っています。
決断は日々のトレーニング
損害サービスの事案を解決するのは容易ではありません。私がはじめて業務に携わった頃は失敗の連続でした。しかし失敗するたびに上司や同僚に支えられ、貴重な経験を数多く積むことができました。その過程で身についたことは、傾聴力と伝える力です。事案を解決するためには情報収集が不可欠です。お客さまのお話を引き出すための問いかけ方などを工夫し、お客さまのニーズを察知しながらコミュニケーションをとることを心がけています。また事故の関係者の方へ適切な情報を伝えることが早期解決へとつながるため、お客さまからお聞きしたことを正確に把握し、伝えることにも留意しています。
今日の私があるのは上司や周りのサポートがあってこそだと思っています。相談すれば自身がどんなに忙しくても、とことん真摯に向き合ってくれます。決断しきれずにいると的確なアドバイスをいただけます。今でも心に残っている言葉として「決断は日々のトレーニングだ」という指導は、私の仕事に対する指針となっています。アクサは従業員一人ひとりが考えたことを尊重してくれる会社です。自分で考え、勇気をもって日々決断する。それを繰り返し、自分の高みに挑戦していきます。
